畳の表替えのコツと手順について説明します

日本人にとって、住まいを考える上で重要になってくる項目のひとつに畳があります。畳があると落ち着くということで、どのような新居にするのかを考える時に、畳を置くことを条件のひとつに入れる方もいるでしょう。しかし、実際に畳を敷いて生活していると、年月が経つにつれて次第に劣化してきてしまいます。畳の表面が汚れて黒くなってしまったり、擦り切れてささくれなどが出てきたりしてしまうと、畳の定期的なメンテナンスを検討する必要があります。では、実際にどのようにすればよいのでしょうか。主に方法としては、表替えと裏返しという手法があります。裏返しの作業は、畳の畳表を裏返して張り直すことを言うのですが、今回は、もうひとつの表替えを使った畳のメンテナンス方法について紹介していきます。

畳の基本的な構造について説明します

畳の構造についてですが、畳は基本的に3層構造で作られています。畳縁、畳表、畳床の3層でわかれており、畳床は普段使っている間は見えない部分になります。畳表は、い草が使われている表面の部分で、い草の品質や本数によって高級品になるかどうか変わってきます。一般的に国産と中国産がありますが、国産の方が耐久性も高く品質も安定しており、その分値段も高いと言われています。表替えはそんな畳表と畳縁のみを交換する作業のことを言います。費用は業者にもよりますが、数千円から数万円までと状況によって異なります。いずれにしても畳屋などのプロに頼むのがおすすめです。また、踏み心地などに違和感があれば畳床からメンテナンスが必要になってくるかもしれないので、畳を丸ごと新品に交換することも考えなければなりません。

畳の表替え作業について詳しく説明します

では、実際にどのようにして畳の表替えの作業が行われるのでしょうか。まず、縁外しといって古い畳の縁の部分を外します。それから計測後、古い畳表を外します。そして新しい畳表を出したらほつれ止めをして逢着していきます。畳表を逢着する作業が終わると、次に畳縁をセットして仕上げていきます。一般的に、畳は新品から3~4年ほどで裏返しを行ない、そこから2~3年で畳の表替えをするか検討する時期に入ってくると言われています。裏返しをしていなくても5~6年経過すれば表替えをした方が良いでしょう。作業は一日で終わることが多く、一度畳本体を作業場に持ち帰り張替え作業をするので、自宅で行われることはあまりありません。せっかくなら新品のい草の香りを楽しむためにも、定期的なメンテナンスをおすすめします。